こんにちは!長野市の放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。
今日は、こどもプラスの知って得する最新の脳科学情報から「上手な叱り方は男女で違う。どうやって叱ったら良い?」のお話をしたいと思います。
カリスマ教師は男女で叱り方を変えている
思春期に差し掛かった男の子は耳の奥にある三半規管が急速に成長するために、一時的に音が聞こえづらい状態になります
。そんなこともあってか、男の子は女の子よりも「人の話を聞きなさい」と怒られる回数が多い傾向にあるようです。あるカリスマ教師が、女の子を叱るときはよそ見をしていてもそのまま叱り続けるけれど、男の子を叱るとき少しでもよそ見をしようものなら「人が話しているときはこっちを見なさい!」と叱るようです。この先生は言うには、「男の子に話を聞かせようとするには身体から」という経験からきているようです。でも、これは本当に理にかなっているにでしょうか?
男女の脳は、人が洞窟で暮らしていた頃から役割がはっきりと分かれていました。男の脳は獲物を狩るために、ヤリを投げる位置など空間認識能力に長けています。女性の脳は家庭を守るために効率よく作業ができるように進化して、物々交換を成立させるためのコミュニケーション能力も進化しました。
この違いは現代の男女の脳にも遺伝として残っていると言われています。男が「話が聞けない」「1つのことにしか集中できない」と言われるのは女性よりもコミュニケーション能力が低く、狩り1点に集中してきた昔の名残だそうです。
あなたの子どもに合った叱り方を見つけよう
男女の叱り方の違いで、男の子は「一つのことにしか集中できない」というのがポイントになります。女の子であればコミュニケーション能力が高い上に、効率よく作業をこなせるように脳が進化しているため、お話を聞きながら色々なことができます。しかし、男の子は外の景色に気を取られると話は耳に入っていません。ですから、男の子に話をする場合は、しっかりこちらの目を見るように促します。そして、伝えたいことを短く明確に伝えるのです。何にも気を取られず最後まで目を離さずに「はい」と返事が返ってくればうまく伝わったと思って良いでしょう。あくまでも1つの特徴ですから、自分の子どもにあった方法を試してみましょう。
子どもを叩くしつけは、子どもの心や行動を悪化させる
子どものしつけに叱咤(叱る)はつきものです。時として手を上げてしまうこともあるかもしれません。2006年にEureAlertに掲載された論文で「ストレスが多い親は、自分の子どもが扱いづらいと思いがちである」ということが発表されました。確かにストレスがたまってイライラした状態では、言うことを聞かない子どもに対して、このような感情を抱くのも理解できます。しかし、最近はこのイライラが暴力として子どもに向けられる虐待が増えてきています。暴力はどんな理由があっても許されるものではありません。でも暴力だけでなく、言葉も子どもの将来を大きく変えてしまうほど悪い影響を与えることをご存知ですか?
「手をあげることは良くない」「子どもはきちんと言葉で教育する必要がある」「時には声を荒げて叱ることも必要だ」と思ったことはありませんか?言葉に関する研究では以下のような意外な結果を生むことがあるのを知っていますか?
・怒鳴りつけは逆効果の上、子供の脳まで傷つける(2001.THE GUARDIAN)
・幼い時に受けた言葉の虐待は、言語能力を弱らせる可能性がある。
・ストレスの多い親は体罰や怒鳴りつけで教育できると思う率が高い(2000.EureAlert)
スポーツに熱心な家庭ほどご用心
先程お話したように、子どもが親の言葉から受ける衝撃は予想以上のダメージを与えるのです。将来子どもがスポーツを始めると親の方が必死になってしまうことはよくあります。子どもの可能性を伸ばすためには、まず親が寛大な心で子どもに接して目先の舵取りばかりしないように気をつける必要があるでしょうね。
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こどもプラス長野青木島教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。
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