こんにちは!運動療育を行う長野市の放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。
今日は、こどもプラス通信10月号から食事について紹介します。
発達障害のお子さんに限らず、こどもにとって食事は非常に大切です。親のしつけや育て方ばかりに目が行きがちですが、毎日の食事にも十分に注意をしましょう。
イライラは食事が原因?
ダイエットをする上で特に気になるのはカロリーだと思います。
ご飯は女性用の茶碗一杯で約160カロリーというのは知っている方も多いと思いますが、ポテトチップスは一袋で何カロリーか知っていますでしょうか?
なんと90gのポテトチップスで500カロリーもあるのです!
ちなみにジョギングで15分間走ると100kcalの消費になります。基礎代謝を合わせても150kcal程度しか消費することができません。
最近は、おやつにスナック菓子を与えている家庭が増えているので、今日は幼児期に関わる食事に関するお話しです。
ある機関が行った調査によると「急に怒ったり、泣いたり、嬉しくなったりすることがある?」という質問に対し、小学生は60%~70%がYESと回答をしました。また「私はイライラしている」という質問に対し、小学生は30%、中学生・高校生は約40%がYESと回答したそうです。
かなり多くの子が気持ちが落ち着かないで、イライラしていることが多いことが分かります。些細なことでカッとなったり、相手に対して危害を加えるなどの暴力的行為を振るうキレの現象は、ここ20年来で目立つようになり、青少年の起こす犯罪や問題行為の多くを特徴付けるものとなっています。
こどものキレの現象は、家庭環境や親のしつけにも原因があるでしょう。しかし、それだけではないとする見解もあります。その一つが食事です。
食事といじめの関係
中学生を対象にした「いじめと食生活」の調査を行った結果によると、いじめっ子はイライラする、腹が立つ、すぐカッとなる、根気がなく飽きっぽい、学校に行くのが嫌などの心理的に不安定な特徴を示しているのですが、同時に食生活の内容が悪いことも指摘しています。
いじめっ子に共通する食生活として、食事内容がスナック化している、偏食が多い、摂取食品が少ない、食事時間が短い、家族と一緒にご飯を食べないなどをあげています。
このような食事内容では当然栄養も偏ってしまい吸収も良くありません。そこから脳と身体がうまく動かないという事態が起こり、ささいなことでカッとなったり、相手に危害を加えるようなことが出てくると考えられるのです。
まとめ
こうしたキレ行動に対しては、教育としつけだけでは対応できるものではありません。食べるということは、こどもの生命と成長に直結しているもっとも身近な行為です。身も心もどんどん大きくなるに幼児期にスナック菓子や偏食をすることが良いわけがありません。
食べたものはそのまま子供達の血となり筋肉となり脳みそとなります。根本的な食生活の改善がまず必要であり、その上で初めて教育としつけの効果が出てくるのです。
皆さんもこれを機に「食」への気配りをされてみてはいかがでしょうか?
当教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。それではまた(^^)
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