便利さが子どもの力を弱めてしまう

こどもプラス通信30.3月 お役立ち情報

こんにちは!長野市の放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。
今日は、こどもプラスの子どもがグングン伸びる最新の脳科学情報から「便利さが子どもの力を弱めてしまう・・・」のお話をしたいと思います。

便利さが子どもの力を弱めてしまう

現代社会は、一昔前では想像できなかったことまで機械がやってくれるようになりました。しかも寝ている間に、自動で完成しているという便利な機械が日常生活に溢れています。便利な機械が日常生活に溢れているということは、良いことだと思いますが、その反面で人と人との繋がりが消えてしまったというデメリットもあります。

人と接することが苦手だからと思う方もいるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?良い服を着たい・かっこいい時計をつけたい・高級な車に乗りたい・ブランドのバッグが欲しいという欲求は、すべて他人の目を気にしているからこそ現れる欲求です。自分ひとりしかいないような場所で、パーティー用のドレスを着て生活している人はいないでしょう。わたしもそうですが、あなた自身も誰も見ていない家の中では、ジャージやトレーナー姿で生活していませんか?

また、人との繋がりがなくなるということは気を使わなくなるので楽です。楽をするということは、頭を使わないということを意味します。科学的にも実証されていることでは頭を使わなければどんどん衰えていって機能しなくなります。車に乗っているときも、ナビという便利な機械が今やほどんどの車についています。

自分の力を発揮する機会が減っていませんか?

ナビは様々な場面で音声案内をしてくれるため、その指示に従っていれば何の苦労もなく目的地に着くことができます。でも、ナビがなくなって同じ場所に再び行こうとしても、頭を使うという努力をしなかったので、自分の記憶だけではたたどり着くことは出来ないという経験はないでしょうか?
楽が出来るということは思考回路を働かさないということです。こんな生活に慣れていると、いつの間にか、相手に気を遣うことが無くなってきてしまいます。

このような環境で生活しているわたしたち現代人は、当然ながら感情の持たない機械やコンピュータを接する方が、気が楽だと感じるでしょうし、複雑な感情を持った人間との関わりを煩わしく感じてしまう恐れさえあります。このように見ていくと、大人にとっては便利なものが増えて素敵な生活に見えますが、発達の段階にある子どもは、自分の力を試す機会が少ない社会になってきたことが言えます。子どもたちは、失敗の繰り返しから学んでいきます。歩くようになるためには、何回も転んで自分の足で立って歩くようになります。最初から楽をして立ち上がることは出来ませんね。

せっかくの機会ですから、あなた自身と子どもをチェックしてみましょう。
・泣いたらすぐに助けていませんか?
・失敗を事前に回避したりしていませんか?
・試行錯誤する時間を与えていますか?
・理由を説明せず怒ったりしていませんか?

日頃の何気ないことが、将来の子どものためになることを覚えておいてくださいね。

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こどもプラス長野青木島教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。

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