自己肯定が出来る子どもは、グングン伸びる!

こんにちは!長野市の運動療育を行う放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。

子育てをしている家庭では、子どもに「片付けなさい」と言うけれど、言うことを聞いてくれないという経験はありませんか?「いつも出しっぱなしで子どもの片付けに追われる」「毎回言わないと片付けない」etc…。子どもがいる家庭ではこんなため息まじりの悩みがよく聞かれます。

でも、なぜお子さんが片付けられないのか考えたことってありますか?一口に ”片付ける” といっても、やり方を知らなければどう片付けて良いか分かりません。”子どもひとりで” を望むなら、まずは片付け方を教えることが大切です。

お片付けができるようになる3つのステップ

一つ目は「物の区別がつくこと」。たとえば、勉強に使うものか、遊びに使うものかといった区別ができないと、机の中はおもちゃや勉強道具でぐちゃぐちゃといったことになってしまいます。

二つ目が「物には住所があると知ること」。住所とは置き場所のこと。物には決められた置き場所があり、その場所を覚えなければお片付けはできません。

そして三つ目が、「使ったらすぐに元の場所に戻すこと」。

最初から3つ全ては難しすぎるので1つずつ!

私たちの脳は好きなこと以外はなかなか覚えようとしません。片付けに関しても、お母さんが怖い顔で「片付けなさい」と言っていれば、子どもは当然楽しくありませんから、いやいや片付けることになります。ということは、片付けの仕方はなかなか頭に入ってこないのです。

ただでさえ、頭がヤダヤダ状態になっているのに、さらに複数のことを言われたら子どもの脳は何をしたら良いのかわからなくなってしまいます。

ですから、”まずはひとつ” から始めてみましょう。「机だけ」など、ここだけはという場所をひとつ決め、「住所を教える」ことから実践していきましょう。最初は決めた場所のほかには何も言わないのがうまくいくコツです。

そうやっていくうちに片付けが身につきます。そうしたら段々と ”ここだけ” スポットを広げていくと、自然に ”ひとりでお片付け” ができるようになるでしょう。

共通理解と個性

あるコーチと話をしていたとき、そのコーチが次のようなことを言っていました。「日本人は ”意見の食い違いを人格否定に繋げる” 傾向があると感じることがある。」。海外生活の経験をお持ちの方ならお分かりいただけるかもしれませんが、日本人は意見を闘わせるのが苦手です。

海外では、ひとつの問題に対してみんなで意見を交わすのは普通のことです。また、その意見が一致しないのは当然とも言えるでしょう。なぜなら、人はみなそれぞれに異なった感覚や価値観を持っているからです。意見が一致することが稀といっても過言ではありません。

這い上がるよりも、蹴落とした方が楽?!

スポーツの世界でも指導者の一人ひとりが強烈な個性を持っていることが多くあります。当然、意見などまとまらないことがほとんどです。自分の現役時代の経験、慕ってきたコーチの影響、ポジション特性などによって、独自の哲学があるのです。

しかし、残念ながら意見の食い違いを人格否定につなげてしまう人がいます。特に、日本では公衆の面前ではほとんど意見を言わないけれど、影で噂をすることがよくあります。

子どもたちの中で、チームについて話し合いを持ったとしても、中途半端な意見交換で終わってしまうと「あいつ、あんなこと言ってたぜ、最低だな」「頭おかしいんじゃねえか」と、後になって後ろ指を指されることもあるのです。

特に育成年代の子どもは自分の成長が第一です。這い上がるためには、他者と共存するよりも、蹴り落としたほうが楽で安心だという気持ちが働くのです。

安易な話し合いは、かえって亀裂を作ってしまうかも・・・

ですから、まずは適当な意見交換で済ませずに徹底的に議論することが必要です。そして、その意見に至った理由や経緯についても耳を傾けましょう。時には「何度理由を聞いても納得できない」という部分も出てくることでしょう。しかし、そうやって自己を主張し他人と議論することでコミュニケーション力も高まり成長して行くのだと思います。

自己肯定感を高めるには

子供の自己肯定感を高めるには、まず行動を認めてあげましょう。親が一度にたくさんの要望を出すのではなく、ひとつの行動を大事にし、そのひとつの行動が上手くできたら褒めるのです。

行動を認めて褒めることを繰り返し習慣化していくことで、子供も自信を持つことができ自己肯定感を高められるでしょう。

当教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。それではまた(^^)

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