こんにちは!長野市の放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。
今日は、こどもプラスの知って得する最新の脳科学情報から「真似っこ遊びで鍛えられる脳の前頭前野」のお話をしたいと思います。
技(わざ)は見て盗め!そのとき脳はどうなってる?
「技は見て盗め」という言葉は、職人のもとで修行をしている弟子がよく言われる言葉です。歌舞伎や落語などの伝統芸能やスポーツでも耳にしますが、これは伝統を重んじる日本ならではの文化かもしれません。
この「見て盗む」とき、実際に本人は身体を動かしていないのに脳はまるで自分が動いているように活動します。
この”見ているだけで活動する神経”をミラーニューロンと言います。ミラーニューロンはイタリアにあるパロマ大のリゾラッティらが発見した前頭葉のニューロン(神経細胞)です。
彼らはサルの脳活動を計測しているとき、偶然発見されました。実験の最中、リゾラッティ達がジェラートを食べていると、それを見ていたサルの脳で活動が見られたのです。サルは実際には動いていないのに、リゾラッティたちがジェラートを口に運ぶのを見ているだけで活動をしたのです。
このニューロンは相手の動作や意図を鏡(ミラー)のように写し取るニューロンということで「ミラーニューロン」と名づけられました。
子どもの脳は遊ばないと育たない!?
最近では子どもの一人あそびが多くなり、集団で遊ぶことが少なくなってきました。子どもを狙った犯罪が増加していることなどの理由から、家でゲームやビデオを見てもらうほうが楽だという保護者の声も聞きます。
しかし、集団で遊ぶ中にはとても重要な遊びが多く含まれています。今日はそんな遊びのお話です。
私たちの脳は、大きく分けて大脳、中脳、小脳、脳幹、延髄に分けられます。この中でも「ルールを守る」「相手の気持ちを理解する」という社会生活を行う上で重要な働きを担っているのが大脳の前頭前野という部分です。
この前頭前野は大脳や中脳などから送られてきた情報を最終的に処理して実行に移す役割を果たしています。この前頭前野には、ミラーニューロンというミラー(鏡)の働きをする神経があります。
目の前の人が手を叩いているのを見て、あたかも自分が叩いているかのように脳が活性化するのです。実際に自分では叩いていないのに、相手の動きを脳内で再現することでミラーニューロンは”共感する”ときにも力を発揮します。
心の優しい子は、真似っこ遊びが上手な子!!
相手の気持ちがわかる子どもはこのミラーニューロンが発達しており、逆にミラーニューロンが発達していないと相手を理解することが難しくなってしまうのです。
子どもたちの一人遊びでは、相手の真似をする、相手の動きを一緒にやるといった機会はほとんどありません。その結果、昔は遊びの中で鍛えられたミラーニューロンが発達せず、本来の力を発揮することが出来なくなります。
結果的には、相手の気持ちを理解するのが困難になるKY(空気よめない)という人間に育ってしまいます。思い通りに行かず暴力をふるってしまう子などは真似っこ遊びを取り入れてミラーニューロンを鍛えるようにしましょう。
こどもプラスでは真似っこ遊びで運動療育を行います
こどもプラスでは、くまさん歩きを始め様々な運動あそびを行います。まずは運動保育士が子供達の前でお手本をみせ、続いて子供達が真似をしながら楽しく運動あそびを行います。
専門的な有資格者の職員が子供達が飽きないようにメニューを考え、様々な運動あそびを取り入れて実践しています。外で元気よく遊ぶことが減っている現代、長野市の放課後等デイサービスならこどもプラス長野青木島教室に通わせてみてはいかがでしょうか?
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こどもプラス長野青木島教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。
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