子供の食事といじめの関係

こんにちは!長野市の放課後等デイサービスのこどもプラス長野青木島教室です。
今日は、こどもプラスの知って得する最新の脳科学情報から「子供の食事といじめの関係」のお話をしたいと思います。

現代っ子の肥満と心の問題

ダイエットをする上で特に気になるのはカロリーだと思います。ご飯は女性用の茶碗1杯で約160kcalというのは知っている方も多いと思いますが、ポテトチップスは一袋何kcalか知っていますか?なんと90gのポテトチップスで500kcalもあるんです!ちなみにジョギングで15分間走ると100kcalの消費になります。基礎代謝を合わせても15分で150kcal程度しか消費することができません。最近はおやつにスナック菓子を与えている家庭が増えているので、今日は幼児期に関わる食に関するお話です。

ある期間が行った調査によると、「急に怒ったり泣いたり、うれしくなったりすることがある?」という質問に対し、小学生は60%~70%がYESという回答をしました。また、「私はイライラしている」という質問に対し、小学生は約30%、中学生・高校生は約40%がYESと回答をしたそうです。かなり多くの子たちが気持ちが落ち着かないで、イライラしていることが多いのがわかります。

ささいなことでカッとなったり、相手に対して危害を加えるなどの暴力的行為を振るうキレの現象は、ここ20年来で目立つようになり、青少年の起こす犯罪や問題行動の多くを特徴付けるものとなっています。子どものキレの現象は、家庭環境や親のしつけにも原因があるでしょう。しかし、それだけではないとする見解もあります。そのひとつが子どもたちの食事です。

食事といじめの関係

中学生を対象にした「いじめと食生活」の調査を行った結果によると、いじめっ子はイライラする、腹が立つ、すぐカッとなる、根気がなく飽きっぽい、学校に行くのが嫌などの心理的に不安定な特徴を示しているのですが、同時に食生活の内容が悪いことも指摘しています。

いじめっ子に共通する食生活として、食事内容がスナック化している、偏食が多い、摂取食品が少ない、食事時間が短い、家族と一緒に食べていないなどをあげています。このような食事内容では当然、栄養も偏ってしまい、吸収もよくありません。そこから、脳と身体がうまく働かないという事態が起こり、ささいなことでカッとなったり、相手に危害を加えるようなことが出てくると考えられるのです。こうしたキレ行動に対しては、教育としつけだけでは対応できるものではありません。

食べるということは、子どもの生命と成長に直結しているもっとも身近な行為です。身も心もどんどん大きくなる幼児期にスナック菓子や偏食をすることが良いわけがありません。食べたものはそのまま子どもたちの血となり筋肉となり、脳みそとなります。根本的な食生活の改善がまず必要であり、その上で初めて教育としつけの効果が出てくるのです。みなさんもこれを機に「食」への気配りをされてみてはいかがでしょう。

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こどもプラス長野青木島教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。

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