稲荷山養護学校の見学

こんにちは!こどもプラス長野青木島教室です。
先日、当教室の職員研修を目的に稲荷山養護学校を見学させて頂きました。

そこで気づいたこと、感じたこと、今後教室で活かせそうなことを記載させて頂きます。

職員A
・普段、机に向かっているイメージがない子供たちが、しっかり席について勉強をしている姿に驚かされた。学校での生活の流れがパターン化していると行動がスムーズにいくのだと感じた。こどもプラスでも、流れが子どもたちに浸透するまで、スタッフが同じ方向性の言葉がけをしていくことが大切だと感じた。
・子供が落ち着いて勉強できるスペース作り(高い机とイスのコーナーを作る等)
・工作する時用の物品を入れる棚(鍵付き)の用意(のり、ハサミ、折り紙、ペン等)
・毎回ではなく、雨の日や休みの自由時間時にその時しかできない遊びを取り入れる(魚作りゲーム等)

職員B
子供たちが落ち着いた様子で自分たちの課題に大人しく取り組んでいるのを見て改めて感じたのだが、「放課後の教室」という私どもの中間的空間を認識させられた。学校でも家庭でもなく、第三の空間である“こどもプラス長野青木島教室”、ここでの活動は楽しいものであってほしい。子どもたちや親には笑顔で対応し、職員同士も仲良く連携が取れていることで、子どもが不安にならないようにすることを、心がけたい。

職員C
・一人一人の子供に対し、個別のカリキュラムが組まれているのだと分かり、細かな所まで気配りをしなければと思った。
・繰り返しやり続けることにより出来る、落ち着いて座ることなど、こどもプラスと学校のギャップに驚いた。
・教室に通う子供の得意な所を見つけてあげ、伸ばせる力が大切だと感じた。
・バランスボール、音の出る絵本、タオルなど、教室で使えるアイテムがあったように感じた。

職員D
・しっかり机に向かって座っている時間があり、いいなぁと感じた。机とイスがあれば良いのかもしれない。
・魚釣りをやりながら数を一緒に数えたりするのが良い。
・水分補給がいつでもできるように用意してあげとくのもいいなと思った。特に夏休み中は一日中子どもが利用するので。
・学校ではあまり体を動かす機会がないとのことだったので、教室でたくさん動き、遊べると良い。

職員E
・子供たちの発達に合わせての指導をしているかと思いますが、1人の先生に対し、1人か2人の子供を見れるのが良い状態なのだろうと、説明を受けて「なるほど」と思った。
・学校なので設備など整っていて、とても環境が良くて、驚いた。
・教室では見れない様子もあったので、集中するスペースを作ると勉強等もはかどるのかなと感じた。魚つりや本を読んでいる姿などを見れて良かった。

職員F
・学校全体が木材で作られており、雰囲気も温かく、心地の良い場所になるように心掛けている箇所が伺えた。
・急な天候の変化により、臨機応変に対応する先生方の姿が見られ、このような機転をきかせた行動、スタッフとの連携は教室に活かせるべきだと感じた。
・学校で頑張って授業に向かっている子どもたちの姿を見て、放課後まで無理に頑張らせる必要はなく、個人に合った支援を行うべきだと、改めて強く感じた。教室内でできることは限られてくるが、できる範囲の中でより良い支援をどのようにしていくかを、考えていきたい。
・教室内で、自由時間は子どもたちの主体性を重視し、特に平日はこちらから提供することがほぼないことを改めて感じた。自分から自発的に何をするかを決められる子もいれば、何をして遊んでいいか分からない子もいるので、運動遊び以外の自由な時間も、見通しをつけてあげて、子どもが有意義に時間を過ごせられるように、遊びや活動を提供できるように考えていきたい。

以上になります。ご意見などございましたら下記までお気軽に連絡ください。
今回の見学により良い刺激や新たな気づきがあり大変貴重な体験となりました。これを活かし更により良い教室づくりができるよう邁進していきたいと思っています。

当教室の放課後等デイサービスでは運動療育を目的とし、発達障害・ADHD(注意欠陥・多動性障害)や自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群や高機能自閉症含む)などの広汎性発達障害、学習障害(LD)、知的障害、ダウン症など様々な障がいを持った子供達と楽しく運動あそびをしています。見学も随時行っていますので気になる方はお気軽にご連絡ください。それではまた(^^)

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長野市の放課後デイサービス
脳を育てる運動療育・運動あそび
こどもプラス長野青木島教室
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受付時間:9時~18時(定休日:日曜)
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